朝鮮版ロミオとジュリエット
今回は韓ドラ第4次ブームの火付け役。
韓ドラの絶対的王座に君臨すると言っても過言ではない名作。ソン・イェジン×ヒョンビン主演で多くの韓ドラファンを生み出したの「愛の不時着」のレビューです。
あらすじ
韓国の財閥令嬢ユン・セリ(ソン・イェジン)がパラグライダーで遭難し、北朝鮮に不時着。
北朝鮮の軍人リ・ジョンヒョク(ヒョンビン)発見・保護され、身分を隠して共同生活を送る中で国境を越えお互い惹かれ合う——
レビュー
タイトルから見るのを躊躇していたけれど、「なんでもっと早く見なかった、私!!!」と後悔しました。
見始めたら気づけば次の話へ、さらに次の話へ——
睡眠時間と引き換えに、心は完全に画面の中。
韓ドラの絶対的王座に君臨し、社会現象になったのもうなづけます。
物語は、パラグライダーで北朝鮮に不時着するところから始まるんだけど、もう設定のインパクトが強すぎる。(実際にプレジャーボートで軍事境界線を超えた話がモチーフらしい)
しかも助けてくれたのは北朝鮮の軍人。
「いやいや、その展開成立する?」
最初は半信半疑でそこまでハマらないかも…なんて思っていたのに、気づけばどっぷり。
これが韓ドラの底力。
前半はスローペース。
北朝鮮での暮らし、村の空気、そしてセリとジョンヒョクの距離感。
丁寧に丁寧に土台を築いていく。そしてそれがあるからこそ——
後半、感情が爆発する。
ティッシュ必須。涙で画面が見えなくなるレベル。
北朝鮮の村で出会うクセ強めのおばさま軍団。
愛すべき不器用な部下たち。
笑えるのに、温かい。
温かいのに、切ない。
セリが異国の地でおばさま方と触れ合いながら、少しずつ冷徹な財閥令嬢から温かい人へと変わっていく姿にも胸を打たれます。
そして何より——
セリとジョンヒョクのロマンス。
あれはもう、演技の域を超えてる。
当時は未婚だった二人。
でもあの空気感。あの視線。あの距離感。
「付き合ってたでしょ?」と全国民が思ったはず。
韓国へ帰すために命がけで守ってくれるジョンヒョク。
あんなに真っ直ぐな愛、惚れないほうが無理でしょ。
駆け引きとかなく純度100%のラブ。
ちょっとネタバレだけど最後の軍事境界線へ向かってセリが走るあのシーン。
感動しない人いる???!
もう顔面ナイヤガラの滝状態。
敵国同士として出会ってしまった二人の最後は「これしかないのか」と思わせるものだけど
国は捨てられない。
恋人も捨てられない。
どちらも選べないからこそ、胸に残る。
これは韓国と北朝鮮という関係性だからこそ描けた物語。 まさに、朝鮮半島版『ロミオとジュリエット』。
そして毎話、写真集にしてほしいレベルの名シーンが出てくるのもたまらない。
ストーリーだけじゃない。
映像も、音楽も、余韻までもが完璧。
まだ観ていない人へ。
多くの人が良いっていうものはやっぱり良い。
王道から行こう。
絶対に外さない一本です。



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