韓国ドラマ【ザ・グローリー ~輝かしき復讐~】のレビュー

レビュー

悪!悪!!悪!!!

高校時代に絶望的ないじめを受けた女性が十数年を経て、自分を苦しめた者へ復讐する衝撃の復讐ドラマ。「ザ・グローリー」のレビューです。

あらすじ

高校時代に壮絶ないじめを経験したムン・ドンウン。心も身体も傷つけられ、人生そのものを奪われた彼女は、十数年の時をかけて復讐の計画を練る。
そして大人になったドンウンは教師となり、自分を地獄へ落とした加害者たちの前に再び現れる。
完璧に準備された復讐劇。その先に待っている結末とは──。

レビュー

壮絶なマクチャン(復讐)ドラマです。

いじめはあってはいけないけれど、どこかにはあるのも事実。
ムン・ドンウン(ソン・ヘギョ)の高校時代の壮絶ないじめは見ていて本当に痛々しいし、助けてもらえないどん底の気持ちも画面越しに伝わってきて見ているのが辛いくらい。
子どもの世界にも、大人顔負けの権力や格差が存在する……という現実を突きつけられます。

そして大人になったドンウンが始めるのが、長い年月をかけて準備した復讐。

ここがまた考えさせられるところ。

もし自分が同じ立場だったら──
「そんな過去に縛られず、新しい幸せを探した方がいいんじゃない?」
という気持ちもある。

でも一方で、
「自分の人生をめちゃくちゃにした人たちに、何の罰もないなんて許せない」
という気持ちも分かる。

本作のドンウンが選んだ道は、後者。
ということで練りに練った復讐をスタート!

そして、本作のいじめ加害者。
本当に救いようのないくらい悪いんです。
とにかく悪い。ずっと悪い。
大人になっても自分のしたことを悪いと思わず、のうのうと生きている。
だからこそ復讐が始まっても、
「かわいそう…」という感情より、「ザマーミロ!因果応報だ!」という気持ちで見てしまう。
ここまで突き抜けて悪役だと、逆に復讐劇が爽快に感じるから不思議です。

ただ、復讐を果たしたからといって、幸せになれるわけでなく、失った時間は戻らないし、心に残った傷も簡単には消えない。
いろんなものを背負いつつ生きていくという結末。

そして、このドラマで初めて知った女優 イム・ジヨン。
今は『素晴らしき新世界』で話題ですが、本作では狂気の悪女でした。
「この人、本当に悪女なんじゃ…?」と思ってしまうほどの迫力。
片方の口角だけ上げる笑い方がほんっとに憎らしい!!!
パク・ソンフン とともに、私の中では完全に「悪役」の俳優として刻み込まれました。

その印象が強すぎて、イム・ジヨン主演の『オク氏夫人伝 』も気になっていたのに、なかなか見る勇気が出なかったほど。笑
でも実際に見てみると…「やっぱり演技力すごい!!」と改めて脱帽!
悪女から全く違う役柄まで演じ分ける幅広さに、女優としての凄さを感じました。

いじめ&復讐とヘビー級に重い内容だけど、そのストーリーと俳優陣の演技力に引き込まれ、あっという間に完走しました。

見てない人はぜひ!

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