もし、この人と結婚していなかったら?
わたしの韓国ドラマの原点。
チソン×ハン・ジミン主演。夫婦の在り方という永遠のテーマが軸のファンタジーラブコメ「知ってるワイフ」のレビューです。
あらすじ
夫婦となったチャ・ジュヒョク(チソン)とソ・ウジン(ハン・ジミン)。
結婚5年目、子ども2人。
幸せなはずの毎日は、家事・仕事・育児・介護といった日常に追われ、ウジンの性格は結婚前とは違うものに。
ジュヒョクはそんな妻に対し離婚さえ考えるようになる。
そんなある日、突然結婚前にタイムスリップ。
結婚前に戻ったジュヒョクは、「違う人生」を選び直そうとするが——?
“やり直し”をきっかけに、本当の夫婦の意味に気づいていく物語。
レビュー
これ、ただのラブストーリーだと思ったらダメです。
既婚者子持ちの心を持っていくドラマです。
そしてこのドラマはわたしの韓ドラデビュー作。
思い入れの深い作品です。
観たのはコロナ禍初期。
当時の私は、園児2人を抱えたワンオペ育児真っ只中。
旦那は朝早く出勤し、帰宅は終電。
フリーランスで仕事をしてたけれど、まぁ在宅なので家事育児は私担当。
それは仕方ないとしても、土日は旦那が休みなのに、何もしない。
そんな毎日で、気づけば私もウジン状態。
怒ってるのが通常モード。
「なんで私ばっかり?」
「なんで言わないとやらないの?」
このセリフ、心の中で100回は言ってた。
だからもう、このドラマ刺さりすぎた。
「もしこの人と結婚してなかったら…」
私もそう思ったし、きっと旦那もジュヒョク同様そう思うことはあったでしょう。
いやもう、それさ、夫婦あるあるだよね。
でもこのドラマのすごいところはここから。
タイムスリップしたジュヒョク、気づくんですよ。
「ウジンをこうしたの、自分のせいでもあるな」って。
そう、それそれそれ!!!(拍手)
相手だけが悪いんじゃない。(旦那だけでなく妻もね)
積み重ねた“日常”の結果なんですよね。
そして彼は変わります。
一方ウジンも、そんなジュヒョクを信頼するように。
最終的には、“歩み寄り”でハッピーエンド。
……って簡単に言うけどね?
歩み寄りって、めちゃくちゃ難しいよね???
だから私は思うんです。
夫婦に必要なのは愛でも我慢でもなく、変化です。
あのダーウィンも言ってます。
「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き残るのでもなく、唯一、生き残る者は変化できる者である。」
(急に進化論ぶっ込むスタイル)
結婚って、ゴールではなくスタートっていうけど“変わり続ける2人”じゃないと続かない。
ちなみに我が家はというと——
夫:「結婚前と性格変わったよね」
私:「変わってないよね。変わってくれない?」
……平行線。(ダメだこりゃ…)
正直ね、こういう問題抱えてる夫婦、全国に何万組もいると思うんですよ。
だからこそ言いたい。
タイムスリップ、全家庭に一台ほしい。
もしあの頃に戻れたら?
私が一番考えちゃうのは子どものこと。
もし違う人と結婚したらこの子たちには会えないのか…と。
そうなると、もう一度結婚するしかないなと。
でも、今度はもう少しだけ——
うまくやれる気がする。(たぶん…)
あと、最近思うのがコロナはすごく大変だったけれど、それを経て働き方や夫婦の在り方が変わったなと。
在宅ワークができるようになったし、男性の育児への関わり方も増えた。
女性も正社員で働き続けやすくなったなと。
私が出産した頃は「保育園落ちた日本死ね!!!」の真っ盛りだったので…。(本当に保育園に入れるハードルが高かった。)
でもその声のおかげか待機児童も少なくなったと感じています(出生率が減ったのもあったりして…)
兎にも角にも、本作は家族と楽しく過ごせるように訴えかけたドラマだと思っています。
ラブコメだけど、ヒューマン要素も入っていて、特に夫婦仲や子育てに悩んでいる人おすすめです。



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